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Classical Music

Classical Music Sound Library

Original MIDI Files - Free mp3 Downloads

About - このサイトについて~公開音源のこと、素材利用など

“クラシック名曲サウンドライブラリー”って何?

about「青空文庫」というサイトをご存知でしょうか?著作権の切れた文学作品を有志の方々が書き起こし、ネット上で誰もが無制限に読めるように公開されている場所です。
「クラシック名曲サウンドライブラリー」は“クラシック版・青空文庫”をめざしています。バッハ、モーツァルト、ベートーヴェンといった大作曲家たちの名曲の数々は、人々が自由に親しめるべき、人類の遺産だと思います。

公開するにあたって、作曲家の著作権は大抵切れているので問題ないのですが、音楽の場合、それを演奏する“演奏家の権利”という問題も起きてきます。また、CDにもレコード会社の隣接権というものがあり、それで通常はポップスなどと同じく、演奏を公開することはできないのですが、もし演奏家に頼らず、一からこちらで作り上げた音源であれば、そうした問題も一切起こらないわけです。

*日本では作曲家の著作権は没後50年(戦時加算該当なら60年)です。また、演奏家の著作権は録音から50年です。


このサイトの音源は?原盤CDは?

aboutそこで「クラシック名曲サウンドライブラリー」では、最新のデジタル技術を駆使して制作した、100%オリジナル音源を毎回お届けしています。わかりやすく言うと、いわゆるMIDIによるDTM制作音楽です。
私は個人的に10年ほど前から、趣味的にクラシックをはじめとした音楽のMIDI制作を楽しんでいました。ですがそれはあくまで個人の楽しみであり、他に公開するなどはまったくしていませんでした。

ところが最近になって、昔にはなかったような、優れた楽器のサンプリング音源が出回るようになり、その音色をあらためてストックしてあったMIDIデータにあてがったところ見違えるように生まれ変わり、これなら公開にも耐えうると思ったのです。
サンプリング音源とは本物の楽器をウィーンなどの一流演奏家が鳴らした音を収録したもので、強弱ごとの音色の変化や各種奏法などが忠実に表現されています。

こちらではソフトを使い、使用楽器音色を指定して、テンポ、強弱、抑揚といった表情づけをしていきます。そしてそれを最後に通しで演奏させたものを録音し、編集した後、mp3にして公開しています。
ですから基本的にバーチャルですが、できるだけ生の演奏に近づけるように努力しています。もちろんほんものの演奏にかなうものではありませんが、クラシック音楽のとっかかりとして、最低限ニュアンスはつかめるのではないかと思っています。

メールでのご質問で「公開音源が入っているCDと演奏家を教えてください。」とお問い合わせいただくことも多いのですが、そういった事情でCD等は存在しませんのでご了承ください。また、「この曲が入ったおすすめのCD」と題してご紹介しているCDも、公開音源がそのまま入ったCDという意味ではなく、同じ曲が他の演奏家で録音されたCDという意味ですので、あわせてご理解いただければと思います。

このサイトがめざすもの

aboutポッドキャストとしてお楽しみいただいている「クラシック名曲サウンドライブラリー」ですが、実はホームページ版として2005年末にスタートしたのが最初でした。それから半年後の2006年6月にポッドキャスト版が開設されました。以来、のだめカンタービレやフィギュアスケートのブームという幸運もあって、たくさんの方にお聴きいただける状況になりました。
みなさんのご意見やご要望がこのサイトとポッドキャストを育ててくださりました。また今も変わらずお楽しみいただけているということに、感謝の気持ちは絶えません。ほんとうにありがとうございます。これからも試行錯誤を繰り返しながら、より楽しんでいただけるコンテンツ作りに励んでいきたいと思います。

そしてもしこのサイトやポッドキャストを聴いてクラシックが好きになったという方がいらしたら、ぜひほんものを聴きにコンサートにも足を運ばれることをおすすめします。クラシックは生の音がすべてです。CDや録音にはその一部しか収まりません。こういう活動をしながらこんなことを言うのもおかしいですが、それが偽らざる気持ちです。そうしてさらに深い感動に接していただけたら、これに勝るよろこびはありません。

それではこれからも引き続き「クラシック名曲サウンドライブラリー」をどうぞよろしくお願い致します。

2010.11.11 記


素材としてのご使用について

ライセンスフリー、商用利用可能な素材音源です

about最近、楽曲の素材利用に関するお問い合わせが増えてきました。YouTubeやブログ、ポッドキャストなど、ネット上のコンテンツBGMとして、またデジカメやデジタルビデオによるオリジナル動画編集や、DVD制作など様々な用途で音楽素材が求められています。
そこであらためて、楽曲の素材利用に関してご説明させていただきます。

まず、当サイト及びポッドキャストに掲載のmp3ファイルは、ダウンロード保存可能なものならすべて、ライセンスフリー、商用利用可能な素材音源です。素材利用であればどのような使用形態、用途でも制限はありません。
楽曲を原型のままご使用いただけることはもちろん、テンポやキー(調性)のチェンジ、また部分の切り貼りなど、様々な変更に関してもまったくの自由です。お望みの形にカスタマイズしてご利用ください。

*ケロオケ配信曲(プレイヤー左上に「ケロオケ」と表示)につきましては、ストリーミング再生のみとなっております。ダウンロード保存及び素材ご使用はできませんことをご了承ください。

ご利用可能な場は個人の動画編集から企業のコンテンツBGMまで、公開、非公開、商用、非商用を含め、考えうるあらゆるケースが対象です。一般的な用途のほか、町内で配るDVD、スポーツ競技のBGM、喫茶店のBGMなど、これまでたくさんのご使用に関するお問い合わせをいただきました。世の中にこれほど音楽が必要な場があるのかと驚きましたが、ほぼすべて了承させていただきました。
そして個人でのご利用であれば音楽CDとしてCD-Rに焼くことも可能です。お好きな曲をセレクトして、ご自分だけのオリジナルCDを作るなどご自由にお楽しみください。

ご使用時のご連絡についても特に必要はありません。ただもしよろしければクレジットとして、サイト名「クラシック名曲サウンドライブラリー」とURL:http://classical-sound.seesaa.net/ だけ表記していただけると幸いです(表記法も規定はありません)。
またご使用時に料金を請求するとか、後から何かを要求するといったことも一切ありません。ご安心してお使いください。

*尚、著作権は放棄しておりませんので、商用の有無に関わらず素材の再配布はご遠慮ください。動画のBGMなど、あくまで素材としてのご使用に限ります。


ご参考までに、これまでの主な使用例をご紹介させていただきます。個人から大手企業まで、ご利用の用途は様々です。

ゲーム、CM、映画、教材CD、企画DVD、ブログ、HP、PC・サイトコンテンツ、プラネタリウム、イベントBGM、映画制作コンペ、企業シンポジウム・会議、学校授業用教材、各種式典、大学の催し物、大学の卒業制作、YouTube、ニコニコ動画、ニコニコ超会議など。


その他ご不明の点がありましたら下記のメールアドレスまでご連絡ください。
cmsl@arion.ocn.ne.jp


YouTubeでの収益化について

YouTubeで楽曲データをBGMとしてご使用いただく際、「第三者のコンテンツと一致しました」との知らせと表示があります。当サイトに限らずオリジナル曲やクラシック曲をBGMとされている方は、みなさんこの状況に悩んでいるようです。

これについては異議の申し立てを繰り返せばやがて消えますが、コンテンツの収益化を選択した場合、更に次々と著作権を主張する団体が名乗りをあげてきます。いくら異議の申し立てをしても追いつかないぐらいです。そして最後にはYouTube自身が、ご本人の確認が取れないため収益化を無効とさせていただきます、と通知してくることもあります。

現在、当サイトでもいくつかの動画で検証中ですが、事実上収益化はほどんど不可能に近いようです。100%オリジナルコンテンツでなぜ、このようなことになるのか理解に苦しみますが、動画公開の場を借りている以上強く出ることもできません。

この件については引き続き検証を重ねたいと思います。そしてまた、進展があればご報告させていただきます。収益化を望まれる方には大変申し訳ありませんが、どうぞご了承いただけたらと思います。