新春のクラシック音楽

miyagi.jpg宮城道雄
春の海
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年が明けて新年の朝を迎えると必ず聴こえてくる琴の音。フルートが日本的な五音階の旋律を奏でます。まさに日本のお正月。
作曲家の宮城道雄はクラシック音楽にも精通していて、作風には随所にフランス印象派などの影響が見られます。海外からの評価も高い名作です。


J.Strauss-1-01.jpgヨハン・シュトラウス1世
ラデツキー行進曲
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ワルツ王、ヨハン・シュトラウス2世の父として知られるヨハン・シュトラウス1世。新年恒例のウィーンフィル・ニューイヤーコンサートでは、ラストを締めくくる曲として、彼のラデツキー行進曲が観客の手拍子も交えて演奏されます。


J.Strauss-2-01.jpgヨハン・シュトラウス2世
美しく青きドナウ
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新年のウィーンフィル・ニューイヤーコンサートでは、ウィーンにゆかりの作曲家たちの作品が取り上げられます。中でもメインはやはり、ワルツ王と呼ばれるヨハン・シュトラウス2世の音楽。
「美しく青きドナウ」はそんなシュトラウス2世の代表作にして、最も知られる曲です。


Strauss_und_Brahms.jpgヨハン・シュトラウス2世
喜歌劇」「こうもり」序曲
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ヨハン・シュトラウス2世の代表的なオペレッタ「こうもり」の序曲です。ワルツのイメージが強いシュトラウスですが、ここでは劇中を彩る様々な旋律が登場し、その才能の多彩さを感じさせる曲になっています。
ディズニー映画「ファンタジア」でも有名です。


Puccini-02.jpgプッチーニ
歌劇 《蝶々夫人》から 「ある晴れた日に」
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ウィーンではニューイヤー・コンサートが新年の定番ですが、日本ではNHKのニュイヤー・オペラコンサートが毎年の風物詩です。この番組ではその時々の花形オペラ歌手たちが、新年にふさわしいオペラの華やかなアリアで美声を競い合います。


J.Strauss-2-03.jpgヨハン・シュトラウス2世
春の声
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ブタベストで開かれた晩餐会の席上で、旧知のリストが女主人と奏でる、ピアノの即興演奏に触発されて作曲されたといわれます。初演時はソプラノと管弦楽のための歌曲でしたが、今では管弦楽のみの演奏で親しまれています。